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ラーニングピラミッドの嘘?誤り?そんなことより大切なたった一つの習慣

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ラーニングピラミッド(Learning Pyramid)とは

ラーニングピラミッドとは、能動的に学習すればするほど定着が期待できるという理論を、三角形(ピラミッド側面図)に当てはめたもの。

図の通り、三角形の下になるほどより能動的であり、『平均学習定着率』が向上すると云われています。

・講義を受ける:5%
・読書:10%
・視聴覚:20%
・デモンストレーション:30%
・グループ討論:50%
・自ら体験する:75%
・人に教える:90%

一方で、ラーニングピラミッドついての誤りを指摘されたりと、いろんな疑念・疑惑があるようです。
信じるか信じないかはあなた次第だとか、自出が不明だとか、そんなの嘘っぱちだとか、実証的な根拠はない、データに基づいたものではない、とする声も多く上がっています。

※批判に関しては記事の最後に、土屋耕治(つちやこうじ)氏の『ラーニングピラミッドの誤謬』を資料として載せておきましたので、参考にされてください。

では、ラーニングピラミッド理論はまったくのデタラメで効果がないのでしょうか?

実は自分、ラーニングピラミッドというものを、師匠から聞いて本日(2019.11.01)初めて知ったので、わかったような見てきたようなことを言えないのですが……

「ラーニングピラミッドちうものがあってな、アッ、知らんかったらネットで調べはったらぎょうさんでてくるで……云々」

から始まった本題(用件)はラーニングピラミッドとは関係ないハナシで、ラーニングピラミッドの何たるか知らなくても内容に影響ないものでした。

師匠は、『学んだことは、最終的に人に教えないことには身につかない』ということを伝えたかったから、ラーニングピラミッドのことを最初に言うただけで、要は、『座学だけではあかん、人に教えな身につかでしかし』と言いたかったのでしょう。

で、ラーニングピラミッド理論が間違ってるのか正しいのか?
自分の考えはこうです。

これまでの経験から、アウトプットの重要性を実感しています。
人は、見たり聞いたりしても、すぐに忘れてしまうのが常です。

『エビングハウスの忘却曲線』にみられるように、


[画像出典:http://www.sumiya-goody.co.jp/shopblog/numazu]

20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
1日後には74%忘れる
7日後には77%忘れる
31日後には79%忘れる

なので、繰り返しの学習が重要なことは確かなのですが、もっと大事なことは無意識の領域にまで染み込ませることです。
ちょうど、児童が何度もコケながら自転車に乗れるようになっていくように。

赤ちゃんのよちよち歩きも、児童が自転車に乗れるようになることも、クルマの運転も意識しなくても(頭で考えなくても)身体がうまく動くようになるわけです。

ここで重要なことは、脳内完結の記憶レベル:畳水練(タタミスイレン)では決して身につかないということ。
カラオケで上手く歌いたいなら、「簡単楽ちん♪歌うまになる方法」なんていう情報商材を買って読んだだけではだめで、実際発生練習をしなくてはならないし、更に上手くなるためには、自分の声を録音したものを客観的に聞いてみるという、フィードバックが必要になってきます。

何事においてもマスターする秘訣は、『繰り返し繰り返し&継続』そして『アウトプット&フィードバック』が欠かせないということ。これが、自分が何度もコケながら痛い思いをして、恥をかきかき、泣きながら、経験則的に身に着けた内容です。

ということで、

結論:何事もマスターするには、アウトプットが大事だいじ♪

参考資料;ラーニングピラミッドへの疑義

ラーニングピラミッドの誤謬:土屋耕治(南山大学人文学部心理人間学科 講師)

 本稿では,ラーニングピラミッドと呼ばれるモデルの誤りを指摘したいと思います。ラーニングピラミッドとは,講義を聞いたり文献を読んだりする学習方略は定着率が低い一方,他者に教えるという方略は定着率が高いという調査結果を示した図ですが,出自を調べると全くのデタラメであることがわかります。

ラーニングピラミッドは,「National Training Laboratoriesというアメリカの機関が調査し,明らかになった学習定着率に関するモデルである」と紹介されたり,場合によっては,Edgar Daleという研究者が著作の中で提示したモデルである,と紹介されたりすることがあります。

ピラミッド状のモデルの上から,方略と「平均学習定着率」が,講義:5%,読書:10%,視聴覚:20%,デモンストレーション:30%,グループ討論:50%,自ら体験する:75%,人に教える:90%と紹介されています。

しかし,「このモデルはなんか怪しい」という声はかねてあり,私もその出自を調べ直したところ,このモデルの数値も階層の順序も,何か実証的根拠のあるものではないことがわかりました。近年欧米でも,このモデルは「崩壊した三角錐(“Corrupted Cone”)」と呼ばれ,学術雑誌で特集号が組まれた上,激しく糾弾されています。詳しくは,「ラーニングピラミッドの誤謬――モデルの変遷と“神話”の終焉へ向けて」という論文に書きましたのでご覧ください1)。

簡単に説明すると,別々の文脈で用いられていた図や数値がどこかで組み合わされ,階層の内容も順序も変化し,それがあたかも何かの調査に基づくかのように用いられていった,というのがラーニングピラミッドの真相のようです。

具体的には,①学習方略に関していくつかの枠組みに分けられるDaleによる分類〔言語的象徴,視覚的象徴,ラジオ・録音盤・写真等,映画,展示,実地見学,演示(デモンストレーション),演劇的参加,ヒナガタ経験,直接的・目的的経験〕と,②モンテッソーリ法と言われる,感覚刺激や自主性を重んじる初等教育を紹介する文脈で用いられた箴言のようなものの2つがどこかで組み合わされて,数値付きのラーニングピラミッドの原型が出来上がったと考えられます。なお,その箴言とは,1913年の記事にあった「私たちは10聞いたうち2しか覚えない。私たちは10見たうち5を覚え,10触ったうち7を覚え,10行なったうち9を覚える」という言葉を指します。

このモデルには,使用に伴う悪影響も考えられます。文脈や内容に関する情報がないことから,「教える」という方略が使用者の都合のよいように解釈されて用いられ,「教えることがよい」ということが過度に強調されているため(全く根拠がないのですが),不当に講義の時間が減らされる,あるいは学生がこのモデルを信じてしまうと講義や読書を通して学ぶモチベーションが減る(効果がないだろうと考えてしまう)などの影響です。

教育や学習という営みは,さまざまな要因が絡み合って成立していくものであり,その過程の改善には地道な工夫と取り組みが必要です。一見妥当に見えるラーニングピラミッドの使用は,そうした地道な工夫と取り組みを損ずる危険があるということからも,使用は控えたほうがよいと言えるでしょう。

[出典:https://kojitsuchiya.wordpress.com/fallacyoflearningpyramid/]

 

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