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豊臣秀吉は時代の先を読む天才経営者だった。

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2016年に発見され、兵庫県たつの市が所有する天下人・豊臣秀吉が部下に送った33通の手紙。

傷みがひどくて読めなかった文献を、本郷先生が所属する東大史料編纂所が修復しました。

するとそこには、秀吉が部下に対していかに細かく、厳しい上司だったのかが記されていました。
これによって、初めて天下統一を成し遂げた秀吉の「時代の先を読む経営者としての凄すぎる能力」がわかります。

歴史学者が一番評価しているのは秀吉

織田信長と徳川家康と豊臣秀吉の3人、秀吉は何番目に偉い人物でしょうか?
世間のイメージでは秀吉は「3番目」という感があります。

秀吉のイメージとしては「信長が敷いたレールの上を走っただけ」だと。
しかし、歴史学者たちが実際に一番評価するのは秀吉です。

歴史学者が評価を上げた手紙の発見。
これにより、今まで知られなかった秀吉の性格までも明らかになりました。

その手紙は、秀吉が一から育てた子飼いの武将・脇坂安治に宛てたものでした。
そこに書かれていたのは……

①勉強しろ
②政治をちゃんとやれ
③デスクワークをしろ
という内容でした。

脇坂がやらないと「まだやらないのか?早くやれ!」と。

実際の手紙の内容は……

「天皇のお住まいを作るために、材木を切って京都へ送れ!」

部下は「木を切るより戦いに行きたい!」と言うのですが、秀吉は「木を切るのも大事な仕事だ!木を送れ」と。

発見された手紙の内容
材木担当を命じたのに雑にやるな! しっかり納品しろ!

その4日後…
材木の数がわからん! ちゃんと書け!

さらに…
戦いに行きたいというが、その前に、指示した材木60本、早く送れ!
天下人にリーチをかけている秀吉が、材木の手配のことをネチネチ言うわけです。

7/2  材木担当を命じたのに雑にやるな!しっかり納入しろ!
7/6  材木の数がわからん!ちゃんと数を書け!
7/25 戦に行きたいというが、早く指示した材木60本出せ!
8/12 これからもぬかりなく材木を送れ!
8/18 今後もきちんと、材木を出し続ける様に!
8/25 材木輸送が遅いぞ!
8/27 材木はどうなっているんだ!

結局、2か月で7通もの手紙を送った秀吉。
細かく材木運搬の指示を行なっていました。

秀吉自身、北陸で戦争をやりながら、部下の尻を叩いていたのです。
そうやって部下を育てていたということが、この手紙によってわかりました。

33通の手紙を通してわかった事

戦争はもう終わりで、これからは「武力の時代から知力の時代」へ移る。
これからの時代は「戦争をやっているだけではだめ」だという事を秀吉はわかっていたのです。

そして部下にもその考えを指示していたことが、手紙によってわかりました。
このように、秀吉の性格が如実にわかる資料が発見されたということは本当にすごいことです。
[出典:2017年1月24日放送の「林修の今でしょ講座」より]

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Tasuke

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